電気事業とともに歩み続けて60年(沿革と事業内容)

専門月刊誌発行

株式会社電気情報社は、1957年(昭和32年)8月に創業とともに、電気関係事業の専門誌として月刊「電気情報」誌を創刊。その5年後の1962年(昭和37年)5月に電気現場の技術者を読者対象にした月刊「電気現場技術」誌を創刊し、電気関係事業の発展に微力を尽くしてまいりました。

 電気関係事業においては、戦後の九電力体制から60年を経て、電力システム改革が進められてきました。弊社もそうした新時代の動きを捉え、新時代の読者ニーズに応えるため、2016年(平成28年)に、月刊「電気情報」誌と月刊「電気現場技術」誌を一誌化し、月刊「電気現場」誌として新たなスタートを切りました。

「電気現場」では、これまで「電気情報」誌で扱ってきた電気事業の経営問題や時事解説、「電気現場技術」で扱ってきた電力技術や安全・技術技能継承などの情報を1誌にてお届けし続けています。

電子書籍提供サービス

インターネット時代に対応し、2013年(平成25年)5月からは、月刊誌の電子書籍版「e-shine Net」(イーシャインネット 2013年に商法登録済み)の提供サービスを法人向け開始しております。月刊「電気現場」の誌面を毎号、パソコンやタブレット端末などから閲覧できる有料サービスで、過去の「電気情報」と月刊「電気現場技術」両誌のバックナンバー、さらには電気現場の安全や技術技能継承に関するデジタルコンテンツも併せてご覧いただけます。

各種単行本の発行

弊社月刊誌で人気を博した連載記事などをもとに単行本を発刊しています。例えばこれまでに、「電力設備の自動化システム」「水力発電の現場技術百選」「わかりやすい電気料金のしくみ」「電力社員の文章講座」などを発刊。それぞれ重版をかさねました。また2014年からは、人気の連載記事をもとに「坂東巡礼―三十三観音と心の法話」「西国巡礼―三十三所の歴史と現代の意義」などを発刊。一般・教養分野の単行本発刊でも事業ノウハウを発揮しています。

作業安全への協力活動

1965年(昭和40年)から毎年夏に聴講者400人規模で2日間にわたって開催される「電気関係事業安全セミナー」(主催:日本電気協会)に協賛。電気現場における作業災害の撲滅を願い、同セミナーの初回から企画を担当し、研究討論や講演など毎回の実施内容は弊社月刊誌の誌面で再録し、紹介しています。

そのほか関連事業

他企業とのアライアンスにも積極的に取り組んでいます。2017年(平成29年)には、関西ペイント様およびセリングビジョン様と協働し、「しっくい丸シート・西国三十三所草創1300年記念版」および「西国三十三所巡礼地図&カレンダー」を制作しました。

また、2019年4月からは、単行本「坂東巡礼」と「西国巡礼」で掲載したイラストのジークレー(デジタル版画)をNPO法人日本ジークレー協会と連携のもと販売しています。